薪ストーブの暖房能力は?
薪ストーブの設置を考えるとき、薪ストーブの暖房能力は気になりますよね?
エアコンを買うときは○○畳用などの表示がありますが、薪ストーブは様々な機種や大きさがあってどれを選べばよいかわかりにくいです。
家によって広さ、断熱性能、気密性、間取りなどが違うので、薪ストーブでの暖まり方も違ってきます。
これから薪ストーブを選ぶときの参考に、わが家の例を紹介します。
あくまでも個人的な体感なので、薪ストーブを選ぶときの参考程度に考えていただけると幸いです。
【結論】うちにはドブレ640CBJは十分な暖房能力

結論から言うと、わが家の面積、断熱性能、構造、焚き方ではドブレ640CBJの能力で十分でした。
うちではだいたい夕方4時頃から夜9時過ぎまで薪ストーブを焚いています。
室温は22~23℃くらいをキープ。
リビングと比較するとトイレや玄関は室温が少し下がりますが、ドアを開けておけば温度差は気にならない程度です。
薪ストーブで部屋が暖まってきたら、エアコンや石油ファンヒーターは使いません。
家の構造と薪ストーブの設置方法
・新築から10年未満の木造2階建て住宅
・延面積は約40坪(約130㎡)
・断熱性能は詳しく言い表せませんが、窓枠は樹脂製、窓はペアガラス
・2階への階段が1か所
・薪ストーブは1階のリビングに設置
・薪ストーブの直上に吹き抜けがあり煙突が通っている
・吹き抜けと階段で1階と2階の空気が対流する構造
地域性、気象条件
うちの地域は真冬の最低気温が氷点下まで冷え込むことも多いです。
寒いときは最低気温がー5℃くらいまで下がります。
積雪もあり、吹雪になることもあります。
車のスタッドレスタイヤは必須の寒冷地です。
他の暖房器具

薪ストーブ以外の暖房器具はエアコンと石油ファンヒーターがあります。
早朝など、薪ストーブを焚き始めて部屋が暖まるまでは、エアコンか石油ファンヒーターを使うことが多いですね。
薪ストーブで部屋が暖まるのを待ってる時間は寒いので…(笑)
ドブレ640CBJのスペック
わが家の薪ストーブはドブレ640CBJですが、現在はドブレ640CBJから後継機のドブレ640WDというモデルに変わっています。
ドブレ640CBJと後継機のドブレ640WDの確認できた主なスペックを表で比較してみました。
項目 | ドブレ640CBJ | ドブレ640WD(後継機) |
最高出力 | 11.0kw(9,460kcal/h) | 11.0kW(9,460kcal/h) |
定格出力 | 不明 | 9.0kW(7,740kcal/h) |
本体寸法 | W650xD550xH760mm | W660×D565×H760mm |
本体重量 | 190kg | 170kg |
本体色 | ドブレブラック | マットブラック |
燃焼方式 | クリーンバーン方式 | クリーンバーン方式 |
熱効率 | 79% | 80% |
最大薪長さ | 約50cm(最適サイズ40~45cm) | 約45cm |
暖房能力(目安) | 不明 | 45.5~72.9㎡ 27.5~44畳 ※条件により大きく異なります |
最高出力はどちらも11.0kw(9,460kcal/h)で同じです。
まとめ
薪ストーブの暖房能力は住宅の気密性、断熱性能、広さ、さらには薪ストーブの使い方や薪の状態など様々なことが関係していて予測が難しいと思います。
私も薪ストーブを選ぶときはかなり迷いました。
あくまでも個人の体感ですが、みなさんの良い薪ストーブライフの参考になれば嬉しいです。


コメント